沖縄旅行は『離島』へ行こう!
沖縄の離島
沖縄県は、県庁所在地でもある那覇市を有する本島、西表島、石垣島、宮古島、などの大きな島から、総面積0.15km2、周囲2.0kmという有人島としては県内最小の小島・由布島など、多数の島で構成されている県です。他の県と地続きで隣接しておらず、周りは太平洋、東シナ海といった海に囲まれています。
有人島は47島、無人島は113島あり(平成30年1月のデータ)、全部で160の島から成っています。
沖縄の主な産業
沖縄というと広大なサトウキビ畑や色鮮やかな魚のイメージから、『農業や漁業が盛ん』という印象を持つ方も多いかもしれませんが、日本有数の人気観光地なだけあって観光業などのサービス業が主流になっており、農業や漁業は全体の2%以下とかなり低めになっています。
とはいえ農産物ではゴーヤや島らっきょう、水産物では海ぶどうやソデイカ、そして畜産業でアグー豚など沖縄ならではのものも多数あり、県内外の人から親しまれています。
人気の旅行先・沖縄
沖縄は、かつて琉球王朝が栄えていた地というだけあって、異国情緒が溢れ、神聖なパワーを感じられる観光地として高い人気を誇っています。
島全体を囲む海の透明度も高く、マリンスポーツなど海のレジャーを楽しみたい人からも人気を集めており、サンゴ礁が広がるキレイな海でダイビングをするためにわざわざ海外から沖縄の海を訪れる人も少なくありません。
沖縄で旅行客の多い離島
沖縄に旅行に来る人の多くが、本島だけではなく沖縄の離島を訪れています。では実際に旅行客が多いのはどの島でしょうか。
①石垣島
沖縄県八重山諸島の中心地と呼ばれている石垣島。島自体も沖縄本島、宮古島に次いで面積が大きく、マンタや青サンゴの群生スポットも存在しています。
本州(東京・大阪・名古屋・福岡)から直行便が出ているため、アクセスしやすいのも嬉しいポイント。
サンゴ礁から生まれた美しすぎる鍾乳洞(石垣島鍾乳洞)や、神が降りてくる聖地として石垣島の人から崇拝されている御神崎など、数多くの観光スポットがあり、旅行客向けのお店や宿泊施設も充実しています。
②竹富島
本州からの直行便はないものの、石垣島からフェリーで10分程度と好アクセスのところにある竹富島。高層ビルなどが一切なく、沖縄らしいサンゴの石垣と赤瓦の風景が広がる風景に癒やされること間違いなしの人気観光スポットです。
水牛車に乗ってゆったりと島を巡ったり、国の登録有形文化財になっているなごみの塔を訪れてみたり、誰もがイメージするようなのどかな沖縄を堪能することができる島になっています。
③宮古島
宮古島は本州(東京・大阪・名古屋)からの直行便もあり、アクセスも良好ということで人気の離島です。特産品の雪塩を題材とした雪塩ミュージアムや、宮古の自然を深く学べる宮古島市総合博物館など、学びながら遊べるスポットも充実しており、雨の日の観光やお子さんが安心して楽しめる島としてもおすすめです。
④西表島
西表島は沖縄最大の離島でありながら本州からの直行便はなく、石垣島からフェリーで向かう必要があります。アクセスの面で少し大変なところはありますが、苦労して訪れるに値する豊かな大自然が最大の魅力となっています。仲間川にある流域面積日本一のマングローブが有名で、カヌー体験やトレッキングによるジャングルツアーで自然の景色や生き物の観察をするのが人気となっています。
沖縄で穴場の離島【津堅島】
沖縄にある離島の中には、好アクセスながら観光客が少ない穴場の離島がいくつかあるのを知っていますか?
中でも、最も訪れやすい『津堅島』の魅力に迫っていきたいと思います。
津堅島の魅力
①美しいビーチ
観光客があまり多くない津堅島の海はあらされていないため透明度が高く、ビーチもとても綺麗で、一部のダイバーに根強い人気があります。
地元の方からも愛されていて、津堅島に海水浴に訪れる地元民も多いんだとか。
②アクセス良好
沖縄本島(うるま市平敷屋港発)からフェリーで15分(高速船利用の場合)と好アクセスな津堅島。気軽に日帰りすることができる離島です。
③マリンスポーツ・アクティビティも充実
津堅のキレイな海を堪能できるシュノーケリングや、SUP、スリルを味わいたい方に人気のバナナボートなど、マリンアクティビティも充実しています。
④津堅にんじん
キレイな海と並んで、島最大の魅力とも言えるのが津堅島の主な産業でもある津堅にんじん。津堅島は別名キャロットアイランドとしても親しまれており、ミネラルが豊富な津堅にんじんはフルーツのように甘くて美味しいと高い人気を誇ります。
島にはにんじんの形をした展望台もあり、マリンスポーツに飽きたら自転車を借りて島巡りをしながらにんじん探しをしてみるのもおすすめですよ。
津堅島観光の注意点
①お店が少ない
津堅島はあまり観光地化がすすんでいないのどかで小さな離島。そのためお土産やさんや宿泊施設といった観光客向けのお店が少ないというのがやや難点ではあります。
ただ、ツアー会社などでお食事つきのツアーに参加すれば食事や休憩の心配もいりませんし、宿泊施設もまったくないわけではないので、泊まりで訪れることもできます。
観光地化が進んでいないからこそ大自然でゆったり過ごせるというのが嬉しいところでもあるので、とにかくキレイな海を独り占めレベルで満喫したい!という人にはダントツでおすすめの島です。
②津堅島への行き方は船のみ
津堅島を訪れる場合、陸路はないので船(所要時間15~30分)で訪れることになります。船酔いしやすい方は体調を整えて酔い止めを飲むなど対策してから訪れるようにしましょう。
また津堅港から本島に戻る船の最終便は17:30になっているので、乗り遅れないように注意しましょう。
津堅島おすすめツアー『BBQ+ボートシュノーケルツアー』
シュノーケルポイントまでボートで行ってサンゴや熱帯魚など沖縄の海を満喫できるシュノーケリングツアー。水着さえあれは手ぶらでOK。泳ぎが苦手でもライフジャケットを着て安全に楽しむこともできます。津堅港からの送迎や施設利用費、BBQ費も込みなので、すべておまかせで津堅島を満喫したい人におすすめのプランです。